日々をうたう

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鬼無里へ

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今日は、数年前に合併して長野市となった、
山間の地区・鬼無里(きなさ)に遊びに行ってきた。

ナビは高校時代の部活仲間で、
同じ時期に横浜で仕事をしていたこともある友人。
今は鬼無里の実家に戻っていて、
遊びにおいで~と声をかけてくれたのだ。

長野の街からは車で40~50分といったところ。
わざわざ迎えに来てくれて、鬼無里へ向けていざ出発!



***
田舎だとか秘境だとか、昔から聞いてはいたけれど、
長野の街からひとつトンネルをくぐると、
一気に山、山、山!
そして山肌をなぞるようにぐねぐねとカーブの利いた坂が続く。

ぐんぐん山を登る感覚。
眼下には川が流れ、どんどんスケールの大きな景色が広がる。
渓谷に沿って立つ木々は、紅葉の季節はすごいよ、との言葉に納得。

街を流れる川に沿って発展した鬼無里は、
その渓谷沿いに街が作られていて、平らな場所はほとんどない。
道路も畑も家も神社も斜面を削ぐように作られていて、
「谷の都」と呼ばれるのもわかる気がした。


上へ奥へと山道をひたすら進み、
たどりついた友人の家は、標高1000M超(!)、いくつかある集落の奥の奥。
廃校になったという中学校の脇の、
細ーく急な斜面を更に3キロ程駆け上がった高台にあった。
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目の前には残雪の飯綱山、聞こえるのは風の音と鳥のさえずりのみ。
家のなかにいても、あまりの絶景にお茶の間がまるで天空に浮かんでいるかのよう~。
「ここの集落は今日うちらしかいないよ」という彼女の言葉通り、
ひっそりと、ただただ自然のなかに居させてもらう感覚だった。

家のまえまで猿が来るとか、
夏でもあまりの涼しさに扇風機さえ使わないとか、
新聞は麓まで取りにいくとか、
まさに絵に書いたような田舎暮らしのエピソード満載。

のんびりとお茶を飲みながら、野沢菜と山菜をいただき、
貴重な田舎暮らしをプチ体験させてもらった。



***
過疎も進み、不便なこともいろいろあるよ、と言いつつも、
山の暮らしを楽しみ、生き生きと地元の暮らしを語る彼女は、
どこか誇りをもっているような気がして嬉しかった。

おいしい空気を体いっぱい吸い、のどかな風景に癒された1日。
暮らす「環境」って、大きいなあって改めて思った。
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by chietic | 2011-04-16 23:52 | 日々